ScrollDC

Declare Function Api_ScrollDC& Lib "user32" Alias "ScrollDC" (ByVal hDC&, ByVal dx&, ByVal dy&, lprcScroll As RECT, lprcClip As RECT, ByVal hrgnUpdate&, lprcUpdate As RECT)

Declare Function ScrollDC Lib "user32" Alias "ScrollDC" (ByVal hdc As Long, ByVal dx As Long, ByVal dy As Long, lprcScroll As RECT, lprcClip As RECT, ByVal hrgnUpdate As Long, lprcUpdate As RECT) As Long

パラメータ
hDC
    スクロールするべきビットを保持しているデバイスコンテキストのハンドルを指定する。
dx
    水平方向のスクロール量を、デバイス単位で指定する。左方向へスクロールさせるには、負の値を指定する。
dy
    垂直方向のスクロール量を、デバイス単位で指定する。上方向へスクロールさせるには、負の値を指定する。
lprcScroll
    スクロール対象の長方形の座標を保持している、1 個の RECT 構造体へのポインタを指定する。

    この長方形と、lprcClip パラメータで指定した長方形の交差する部分（重なり合う部分）のビットだけが、スクロールの対象になる。

    lprcScroll パラメータで NULL を指定した場合、クライアント領域全体が使われる。
lprcClip
    クリッピング長方形の座標を保持している、1 個の RECT 構造体へのポインタを指定する。

    スクロール操作が完了した後、この長方形の中にとどまっているビットだけが描画される。

    このパラメータで NULL を指定すると、クライアント領域全体が使われる。
hrgnUpdate
    1 つのリージョンのハンドルを指定する。関数から制御が返ると、このリージョンに、スクロールの結果無効になった領域が格納される。

    このリージョンは、1 個の長方形とは限らない。この情報が不要な場合、NULL を指定できる。
lprcUpdate
    1 個の RECT 構造体へのポインタを指定する。関数から制御が返ると、この構造体に、更新リージョンを囲む長方形の座標が格納され

    る。この領域は、再描画を必要とする最大の長方形領域である。

    関数から制御が返ったときにこの構造体に格納されている値は、指定したデバイスコンテキストの現在のマッピングモードにかかわりなく、ク

    ライアント座標で表現されている。

    この結果、アプリケーションは必要に応じて InvalidateRgn 関数を呼び出す際に、この更新リージョンをそのまま渡すことができる。
　

戻り値
    関数が成功すると、0 以外の値が返る。
    関数が失敗すると、0 が返る。拡張エラー情報を取得するには、GetLastError 関数を使う。